息子との娘のケンカの仲裁~息子の成長へつなげる~
4歳6ヶ月と2歳5ヶ月の息子と娘。
基本的には仲良し?だけど、やっぱり兄弟げんかはあります。
今日のお風呂での出来事。
娘「イルカさん(おもちゃ)で遊ぶ~」
息子「あ、僕が遊びたい!」と娘を蹴る。
娘「ええ~ん!私の!」と取り返す。
私「はいはい。息子君も遊びたいね~。ただ、今は、娘ちゃんの方が先に遊んでたからね、娘ちゃんの番ね」
息子「僕が遊びたい~!」
さて、ここで終わってはもったいない(笑)
私「OK!じゃあ、息子君に提案です。足と手とついでに頭(=頭突き)を出さないで、お口だけを使って娘ちゃんから貸してもらおう!できる?」
息子「う~ん、難しいよ」
私「じゃあ、ママも手伝うね。こういうときは、まずなんていう?」
息子「かして~」
娘「や・だ~」
と、小憎たらしい言い方が返って来た(笑)まぁ、想定の範囲内。
私「じゃあ、やっぱりこういうときは娘ちゃんの好きなものを提案してみるのはどう?今有るおふろのおもちゃは計量カップだね。これを・・・(お湯を掛けると浮き出る日本地図)ココにかけて・・・わぁ!見てみて息子君!お湯を掛けたら名前が浮き出てきた!娘ちゃん、気になる?」
息子「わ~!」
(ちょっと息子も私にあわせてテンションをあげてくれた)
とちらりと娘を見る。ちょっと関心がありそう。
私「見たい?これはやっぱりカップを持っている人しか見れないんだなぁ~どうする?カップ使ってみる?」
娘「・・・いらな~い」
あっさり、断られた(^^;)さすが2歳児とはいえ、女子。手ごわいです。
では次の手。
私「そっかぁ、残念だなぁ~・・・あ、こんなのがあるよ!(お風呂のおけを持ってくる)お風呂の桶をお湯につけて、ちょっとだけずらすと・・・ぼこっと空気の大きな泡が出てくるよ!やってみる?」
息子「やる~!!」
と、しばらく息子が夢中になる。
私「娘ちゃんもやる?」
娘「やらな~い」(=見てるだけでいい)
・・・以降略。
とまぁ、娘はひたすら私&兄の提案には、「NO!」の姿勢を変えず貫き通し、マイペースにいるかのおもちゃで遊んで満足そう。
息子はいるかのおもちゃを借りたかったことも半分忘れ、桶遊びや娘に提案するために私があれこれ考えたお風呂遊びに夢中。
よし、平和だ(笑)
私のケンカの仲裁は基本どちらかの意識をちょっとそらせます。
その時、兄だから我慢ということは絶対にいいません。
最初にどっちだったかとか、どちらが優先かなどは様子を見つつ判断&時にどっちを優先するかなどは相談して決めることもあります。
娘の方がまだ言葉でのコミュニケーションが難しいかったり力が弱いことかrあ、それを補うフォローは入れますが、基本的に2人でのやり取りをゴールとして色々働きかけます。
今回は息子に交渉のやり方を説明。
欲しいおもちゃを手に入れたいときに暴力ではなく、交渉で行って欲しい。
幼稚園でもあると思うので、優位な交渉を行う術を身に着けて欲しいのです(笑)
ということで、過去接してきた結果、わりと同世代の言語的な交流ができる子には時に息子に優位な条件で交渉が成立する事がある様子。
しかし、今回はちょっと頑固&言葉での交渉が難しい2歳の妹相手。
息子にちょっと分が悪かったです(笑)
なので、ちょっと例示的にいくつか提案の方法を見せました。
こうして学んで言ってくれればいいなと思うんです。
親の姿勢を子どもはしっかり見ているから。
親の言葉をしっかり真似て学習しているから小さな日常生活の中からも何か学びに繋がればいいなと思って接しています。
今回は息子の成長寄りにしましたが、時に娘バージョンで「貸して」欲しいときに交渉テクニック?を伝える場合もあります。
「貸して欲しい」を達成するための道は一つじゃないので、家庭の中でたくさんの方法を経験していれば家庭外で別の方法を試せると思うんです。
その結果、集団生活であまりトラブルがなくなればよいのかなと。
子どもに伝えるために、子どもに伝わるように説明するために、親自身も常に勉強。
ケンカのレベルもどんどんアップしてますので、そこにヒートアップさせず、且つ、理不尽に感じさせないように仲裁する能力を磨き中です。
まだまだですが(^^;)
明日も家族みんなニコニコと平和でありますように^^