子どもと一緒に まなびの暮らし

第1子出産後から放送大学で学び始めた平成生まれの2児ママが、子どもと一緒に過ごす日々の発見や気づき・日々の学びなどをつれづれに書くブログです。ちょっとの工夫で子どもにも良い、自分にも良い方法で日々を楽しく暮らせたらなぁと思って過ごしています♪

わが家の子ども達へのお小遣い ~3歳編~

わが家の長男は4歳。長女はもうすぐ2歳。

 

お小遣いって何歳からあげますか?

とあるアンケート(https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-1300/)でパパママ調査の結果によると小学生ごろからあげ始めるおうちが多いようです。

 

が、わが家は長男3歳からお小遣いスタートしました。

 

親としても試行錯誤なので、金額など迷いましたが、言葉も大分話せるようになり、数についてもかなりのスピードで理解して、数字の点つなぎなども100まではできていて、物事の理解も進んできたので、お金について知ってもらいたくてお小遣い制をスタートさせました。

 

①長男に「欲しいものを自分で買うためのお小遣いがほしい?」と聞く。

②欲しいと返ってきたので、始めることに。(ここで、いらないといったらもっと先延ばしにするつもりでした)

③お小遣い契約書とお手伝いすることをまとめた書面を作成

 これには、本「こどもにお小遣いをあげよう!」を参考・中の契約書をコピーして作成しました。

https://www.amazon.co.jp/%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%93%E3%81%A5%E3%81%8B%E3%81%84%E3%82%92%E3%81%82%E3%81%92%E3%82%88%E3%81%86-%E8%97%8D-%E3%81%B2%E3%82%8D%E5%AD%90/dp/4072939188

④お手伝いは自分で決めさせる

⑤ポーチに首から提げられるように紐をつけてお財布とした

⑥お小遣い帳を用意した。

⑦最初は、1週間に100円あげることにした。(後に108円に増額)

⑧お小遣いを使ったら、お小遣い帳に記入して、パパに遣ったものを報告。

 

しばらくすると、100円ショップなどに行った時に、「これ買いたい」と言うようになった。が、週100円だと買えるまで2週間待つ必要がある。

お金を遣う経験をさせたかったので、一週間に108円に変更。(消費税を上乗せ)

 

<この頃買った物>

 100円ショップの車のシールブック、車シール、何週間か我慢してドンキホーテトミカ など

 

<やったこと>

 「買いたい」→「お小遣いでかう?」→「うん」→「お財布見てみようか」→「お金何枚ある?」→「○枚!」→「そうだね。○円が○枚、○円が○枚だね。これを買うには、○円が○枚必要だよ。ある?」→「(数える)ない」→「じゃあ、今日は買えないね。」

 

 それでも欲しいといいますが、絶対に買いません。

 

 買い物でほしいものがあるたびにこの繰り返し

 

 お金がある時には、

「○円あるね。買えるけど、使っちゃうとなくなっちゃうね。物と交換だから。それでもいい?」→「いい」→「お小遣いためてトミカ買うって言ってたけど、買うのもっと先になっちゃうよ。大丈夫?」→「大丈夫。シール買う!」→「そう、それならお小遣いで買って良いよ。レシートをちゃんともらってね。」→「うん。(レジで)お願いします」→「ありがとう」

 

 必ず買うときには、「お願いします」といって渡すこと、レシートは必ず受け取ること、帰ったらすぐお小遣い帳を記載することを徹底しました。

 

 さらに、お店の仕組みについても解説。(分かってなくてもいい)

例えば・・・

「○○くんがこの商品を買えるのはこのお店やさんが売ってくれるからだよね。だから、お願いしますと、ありがとうはちゃんと伝えるんだよ。お店屋さんがあるから買えるの。

お店屋さんがなかったら、○○くんはもっと大変な思いをしないとこのモノを手に入れられないの。それにもしかしたらもっと高い値段でないと手に入らないかも。」

 

トミカが欲しいといってる頃、お店のコーナーでねだられると

「ここのトミカは何円かな?」→「○円」→「そうだね。100円が○枚必要だね。お小遣い100円○枚ある?」→「ない。でも、ほしい」 (繰り返し)

最後は泣いてても「今日は買えないねぇ」で帰る。

またある時、別の店で・・・

「ここのトミカは何円?」→「○円」→「あれ?前のお店では○円だったね。同じものなのに値段が違うね」→「こっちは買える?」→「100円玉○枚必要だな。ある?」→「ある!」→「こっちの値段だと買えるね!どうする?買えるど、お小遣い全部なくなっちゃうよ?それでもいい?」→「いい!」→「もっとお小遣い溜めたら、もっと大きなトミカ買えるかもよ?それでも今日、これ買う?」→「買う!」→「了解。じゃあ、お店の人にお願いします、してこようね」

 

そして、お小遣いをくれたパパに「お小遣いで○○を買いました」と報告させる。

お金はパパがお仕事に行ってもらってきていること。あふれてくるようにいくらでもあるわけではないこと。その中から、○○君のためにお小遣いを渡してくれてるから、大事に使うように伝えています。

 

そしてまた次のとき・・・トミカ欲しいが始まる(^^;)

トミカ欲しい!」→「この間買ったもんね。お小遣い全部なくなっちゃったね。今日は変えないねぇ」→「○枚あるよ?」→「それは1円玉だよ。是を買うには、100円が○枚必要なの。ある?」→「ない、でもほしい。」

繰り返し

 

 

こうやって少しずつの経験で

・ものを買うにはお金がかかること

・お金は使ったらなくなること

・お金をためておくともっと大きいものが買えること

・モノの値段はお店によって違うこと

・モノの値段のつけ方は、お店がどういう経営をしたいかによって変わること

・お金の価値と硬貨の額面の違い

・お金は今はパパやママが人の役に立つお仕事をして(=働いて)もらっていること

・いろいろなものが買えるのはパパやママがお仕事をしているからあること

・お店はお金と交換でモノを渡してくれること

 

などを学んでいきました。

子どものペースで良いと思っています。でも一歩ずつ、少しずつお金と生活、欲しいものを手に入れるにはどうしたら良いかを伝えていきました。

 

 

4歳になったらちょっとだけステップアップ。

それは、また次回。