子どもと一緒に まなびの暮らし

第1子出産後から放送大学で学び始めた平成生まれの2児ママが、子どもと一緒に過ごす日々の発見や気づき・日々の学びなどをつれづれに書くブログです。ちょっとの工夫で子どもにも良い、自分にも良い方法で日々を楽しく暮らせたらなぁと思って過ごしています♪

時短勤務のもやもや …そして私が見つけた答え

すっかりブログ更新ができずに数カ月が経ってしまいました(^^;)

 

お久しぶりです、りりです。

 

4月から職場は変わらないものの、主力メンバーが3人変わり、さらに新人さんでADHDの子が入ってきて今までにない環境下に置かれ、さらには時短勤務(4月から+1時間しました)でも、仕事がドンっと増えてしまって、バタバタ追われる日々を過ごしておりました。。。

 

 

働き方改革が叫ばれる現代、正規職員であれば、昔に比べたら短時間勤務が可能な企業等は増えて来ている様に感じます。(制度はあっても使えない・使いにくいという場合もあると思いますが)

 

私もその制度を活用させていただいている一人です。

 

育休という期間を経て、子育てと仕事とを両立する日々をスタートする人にとって、リズムをつくったり、様々な事情を抱えて(子どもが発達凸凹さんだったり、はたまた介護だったり)、育休前とは違った環境下におかれながら働く人には心強い制度です。

 

しかし、配慮をしてもらってありがたい反面、うっかりすると職場復帰後に起きやすい問題の一つに「マミートラック」があります。

 

「マミートラック」

仕事と子育ての両立はできるものの、昇進・昇格とは縁遠いキャリアコースのこと。 軽微な仕事ばかり任されたり、自ら負担の少ない補佐的な仕事を選んだりすることで、階段を上らず、地上のトラックを周回し続ける状態を指す。

 

このマミートラックに乗ってしまうかどうかは復帰の最初の働き方がポイントであると最近よく考えるのです・・・。

 

”なんとなくみんなが時短だから時短で復帰”するという意識で働き始めると、会社としてはいろいろと伝えていない意をくんで(それが本当に望むこととは限りませんけど)配慮をしたりしてくれるので、自然とマミートラックに乗ってしまう人も多いように思います。

 

私の職場にも育児中の人は多く、そのほとんどが何かしらの時短制度を利用してフルタイムより短い時間で働いています。

 

その中で短い勤務かつ子どもが熱を出す等を考慮して比較的負担の軽い仕事であったり、休んでもあまり支障のない仕事を任されている人も多い。

 

数年で転勤がある職場なので、一度転勤すれば、数年間同じ仕事になるので、その中である程度年齢も上がっていくが、その間簡単な事務等の作業をしていると次の転勤の場合に今行っている仕事よりも急に高度な仕事をすることになった場合、その対応は決して容易ではないと思います。

 

では、私は・・・?というと、

 

結論から言うと「職場から配慮されないタイプ」の時短勤務者として復帰となっりました。。。(そうしてほしいと希望したわけではないですが…)

 

前任者はフルタイム勤務。

 

大量の仕事を時短の時間でこなさないといけなくなっている。

 

もう1人の短時間勤務の人と一緒にプロジェクトに取り組むが、その人は他の課の業務の助っ人に行ってしまい、私のメイン担当の仕事を一緒にやってもらえる時間は、、、0だった4月~7月。

 

ちろん、時短勤務の時間内で業務が終わらないので、「時間外勤務をさせてほしい」と上司に言えば、残業はNGと言われ、それでも昼休み等を利用して仕事をすれば「昼休みには仕事をしてはいけない」といわれ、上司に時間内では終わらない旨を伝えて、改善を図る手段についていろいろ安を出して相談しても「何かあったら言ってくれ」

・・・・

 

何かあるから相談しているのですが・・・?(汗)

 

でした。

 

そんな環境下でもうすぐ1年。

 

加えて総務といえば、庶務全般。

どうしてもイレギュラーな案件というのも担当になることがある。

 

どうにもならない理不尽さの中で自分自身疲れきってしまうこともありました。。。

 

担当の部署でやるべき業務を総務で行ってきて、何ヶ月も前からこちらは×日が締め切りであって、それまでに何とかしたい旨を折につけ相談してきても、担当課がいっこうに協力の姿勢を見せない。更には担当課の担当者が一番いて欲しいと伝えていた日に丸々1週間休む(命に別状のないそれほど緊急性のない手術をあえてその日に入れる・・・)という有り様。

 

時短勤務かつ子育て中でいつ何時休むかわからないので(実際には子どもたちの健康管理を頑張り、突発的な子供の体調不良の休みは年2日あるかないかですが‥)、業務については常に関係者との事前調整を大事にしており、欠かすことはない。

 

  ほかにも、時短勤務の場合、一応上司は業務配分等を調整する義務があるのだそう(これは人事担当にも確認したので制度上は間違いない)が、減らすどころかこの4月以降、コロナ対応での新規対処案件、ADHDの新人さんのフォローは課員全員で行うが、何も方針も対策も示されないので、繁忙期の中メンバーも入れ替わりほぼすべての質問が私に集中・・・・(><)

 

 

業務過多・フォローなし・毎日の業務を片っ端から片付け続ける日々(当然時間内には終わらず残業の嵐…フルタイム以上に働いてました)でした。

 

元の正規勤務時間が時短勤務だと、いくらフルタイム相当働いていてもわが社の制度だとボーナスは元の勤務時間分のみ(時間外を含めた実質勤務時間は考慮されない)。

 

上司からの時間外禁止令が出た時期は、めっちゃ効率化していつもの1/3以下の時間で業務を終わらせる等工夫しても、「勤務時間」でしか給与は評価されないので、効率化によるプラス要素もなく・・・

 

 

やるせないことも、ここに書ききれないこともいっぱいありました。

 

 

でも、数か月の中で、

 

自分はなんで時短勤務にしていたんだっけ?

 

何度も何度も自問しました。

 

そこで私は、

 

「子供たちの家での自由な時間を大事にしたい」

 

「子供と一緒に過ごす時間を長くとりたい」

 

だったと気づきました。

 

ちょっぴり環境変化に敏感で工作が大好きな息子とお転婆だけど実はきにしぃな娘。

 

二人が二人らしく育つためには、

 

二人のやりたいことを思う存分やらせてあげる時間が必要

 

母親としてそう感じていたからの時短勤務の選択をしたのでした。

 

 

実際息子は昨年度の年中では一時登園拒否の時期がありました。

 

なんとか仕事を調整したりして、平日にお休みできた日は

これでもか~っていうぐらい、息子は無心でペーパークラフトを作りまくりました。

 

ちょっぴり自閉傾向がある子なのかもしれません。

(発達検査では引っかからないレベル)

 

 

それでも、作り終わった後の達成感を満面に表した笑顔に

 

あ~やっぱり無理してでも「今」休んでよかった

 

と思ったのは1度ではないです。

 

 

普段は「私は全然大丈夫~♪」

って顔でお転婆している娘も、今年の新型コロナの影響はもろに受けていて、

1歳から4歳まで登園拒否のきょの字もなかった子がここにきて11月頭

「保育園行きたくない」と。

 

その時はたまたま在宅勤務集中時期だったので、あまりまくった休みを取ったり在宅勤務したりで数日休んだところ、気持ちが吹っ切れたようです。

ぬりえやって、アクアビーズやって、好きなだけ母にべたべたして(笑)

娘なりに満足したようです。

 

まだ完全に手放しはできないかもしれませんが、子供たちが出しているSOSに気づいてすぐに対処してあげられること。

そして、少しの休息を経て、子供たち自身が歩むことを応援したいと改めて思いました。

 

今は今まで以上に効率化に励んで、定時(+ちょっとだけ残業)で上がれるようにがんばっています。

(給料は上がりませんけどね(苦笑))

 

家に帰ってから

 

息子が車のペーパークラフトを自分で印刷してつくったり、

娘が大好きなプリンセスの塗り絵をず~っと塗ったりしている

そして、家族のためにおいしい料理を作る自分

 

私が大事にしたいのはこういう時間なんだ

 

もやもやもイライラもいっぱいあったけど、

今のわたしがたどり着いた答えです。

 

これから子供たちが大きくなっていって変わるかもしれません。

 

そして、来年小学校に上がる息子、私も夫も職場環境が変わる年。

何があるか正直予測もできないところもありますが、

 

大事にしたいことを大事に生きる

 

当り前のことだけれど、実は結構ないがしろにされがちなこのこと。

改めて大事にしたいと感じました。

 

時短勤務をさせてもらていることに感謝。

これからも周りの人への感謝の気持ちは言葉と行動で表しながら、自分の得意分野は率先してお手伝いしていこうと思います。

 

組織に対しても時短だからお荷物…じゃなくて時短でもしっかりと組織に貢献できる人であるよう今日も精進し続けたいと思います^^