子どもと一緒に まなびの暮らし

第1子出産後から放送大学で学び始めた平成生まれの2児ママが、子どもと一緒に過ごす日々の発見や気づき・日々の学びなどをつれづれに書くブログです。ちょっとの工夫で子どもにも良い、自分にも良い方法で日々を楽しく暮らせたらなぁと思って過ごしています♪

子どもとできる毎日の家事 2歳

さて、2歳。

イヤイヤ期?と言われる時期に入る頃だと思いますが、個人的にはイヤイヤ期と言う表現がちょっと苦手です。

 

「子どもが自分で何かをしたいという想いがでる時期」だと思うのです。

それがまだ言葉や大人に伝わるように自分で表現できないから結局覚えたての言葉や態度で「イヤイヤ」的な対応をするだけだと思うのですが、実際は子どもをよく観察していれば、何を言いたいのか、したいのか、分かることって結構有ります。

かなり観察をしないといけませんけどね。

 

子どもの目線、好きなもの、タイミングなどを見ていて親的にそうだと思われるものを1個ずつ聞いていけば、どこかで「うなづき」なり「YESのサイン」が返って来ることがほとんどでした。

 

2歳頃は、お片づけを重点的に伝えました。(4歳の今もですが)

おもちゃには指定席があって、そこに片付けること。

出したらしまうこと。

出しっぱなしにしておくと、間違えて踏んでしまったりで壊れれしまうこと。

壊れたおもちゃは直すことができるときもあるけど、直せないとそのまま壊れたままで遊べないこと。

 

片付けるという行動だけでなく、なぜ片付けの必要があるかの理由を添えて伝えるように心がけました。

特に大事なおもちゃを壊してしまったときなどは特に伝えるチャンス。

もう、そうなりたくないと強く本人が思えば、自分から片付ける意欲に繋がります。

 

小さなタオルを畳むことを一緒にやったり(女の子だけでなく、男の子でも、ですよ)、長方形のスポーツタオルを畳むのを見せたりしました。

 

洋服ダンスは子どもの手の届くところにあるので、一緒に畳んだ服を片付けたり、脱いだ服を洗濯機の籠のところに入れることなどを繰り返し伝えました。

 

1歳半頃から徐々にスタートして、2歳頃からは、朝の洋服の選択は子どもに任せています。最初は親が2種類ぐらいの服を選んで、どっちが良い?と聞いて選ばせる。

そのうち3種類ぐらいから選ばせるなど段階を経て選ぶことを学習してもらいやすいようにして自分の「好きなもの」「着たい」という気持ちに向き合う機会を作ります。

時々、え、それ着るの・・・!?というチョイスの場合もありますが、そこは「交渉」で乗り切ります。

「ママ、こっちの服だとうれしいなぁ~」

「行くまではそれでいいから、着いたら着替えようね」

「おうちの中ではそれでいいよ。(汚れたら)汚れちゃったから、別のに着替えようか」

「それを着て行ってもいいけど、今日は汚れちゃうよ?お気に入り、よごれちゃっても良いの?」

などなど。

それはもうあの手この手で交渉します。(コレ、親の交渉力も鍛えられますよ!)

 

どこかで折れてくれたらラッキー♪

でも、どうしても着ていきたがるときはそのまま着せていきます。

そして、その後どうなったかを見ながら、子どもにそうなったことについてどう思うか、今後どうしたいか考えさせたり伝えたりします。

 

そうすることもまた繰り返し・・・。

親もちょっとはアドバイスという名の独り言を発しますが、必ず最後は、子ども自身でどちらかを決めるようにさせています。

 

どっちに転んでも子どもの経験になりますから^^

 

2歳頃からしゃべる言葉も多くなって、「交渉」ができるのが楽しいですね~(^^)

ママこっちのおもちゃ片付けるから、そっちのおもちゃ片付けてくれる?など。

 

駆け引きも学べますよ(笑)

 

ちなみに、わが家は上の子2歳1ヶ月で下の子が生まれたので、この頃から下の子のお手伝いも加わりました。

 

「○○ちゃんのおしり拭きとってもらえる?ママ手が離せないの。お願いできる?」

と言ってとってもらったら「ありがとう!とっても助かったよ!」「にぃにのおかげでおしりきれいになってうれしいね~」と下の子に伝えたり。

誰かの役に立つこともちょっと意識して伝えるようにしました。

 

もちろんいつもできるばっかじゃないですよ。

できない日の方が圧倒的に多い。

でも、「できたこと」があることが大事だと思うし、これからちょっとずつ本人のペースで「できる」日や時間が増えていけばいいのだと思います。

もっといえば、親が「できるべき」と思っていること自身を疑う必要もあるのかも。

 

そうでなければならない理由、もう一度親自身が向き合うことで、不必要な押し付けをしなくても済むのかも。

「将来のために、○○より○○できたほうが良い」程度の気持ちなら、無理に今できる必要はないと思うのです。長い年月かけてできるようになればよいのですから。

 

2歳の子がみんながみんな同じペースで成長するわけじゃない。

身近な大人がその子の成長ペースにあわせた(大人の押し付けでない)、褒めと認めの対応ができると子どもはちゃんと成長していくと思います。

保育園の先生ももちろんしてくださりますが、集団生活の中で必ずしもそうできないこともあると思います。

わが子の成長ペースに向き合った対応がより多くできるのは親かなぁと思うので、私は今子ども達に向き合う時間を大事にしたいと思ってます♪

 

そのためには自分自身のメンテナンス(ストレス、体など)もとっても大事!家族のためにも自分を大事にせねばと思います。

自己犠牲の上には、共に喜んでの成長関係は成り立たないと思うのです。