子ども達のブーム絵本(2歳2ヶ月娘・4歳3ヶ月息子)「たす」石川善樹・理沙子 著
図書館でいろいろな種類の絵本を借りるわが家。
その中で今現在、子供たちがちょっとはまっている絵本のご紹介です♪
「たす」石川善樹・石川理沙子 著
医学研究者・教育学者のご夫婦という理系の方が作者の本。
作者の方もあまり「理系の人が作った絵本がない」とのことで作られたとか。
単に読むだけだとなんてことのない文章です。
でも、とてもおくが深く感じる。
りんごとりんごを足すと?
その答えに大人ならパッと
「2個のりんごでしょ」
と答えるかもしれない。
でも、この本はそれだけでは終わらないんです。
りんごとりんごを足したら「○○(気になる方は絵本読んでくださいね(笑))」になる。
りんごとままを足したら「○○(※同上)」
一見足せるのか!?って思えるようなものも「作用」というのでしょうか。
かかわりを持つことでこんな変化があるということに気付かせてくれます。
1+1=2
ではなく、
例えば、1人と1人が助け合ったら2人以上の力が出せる
それだと、1+1=∞
かもしれない。
そんな数学の不思議な世界であり、可能性の世界を広げてくれる素敵なホンダなぁと思いました。
子ども達も大喜びで読んでいます。
<2歳の娘の反応>
「たす」とか、「うさぎ」とか覚えていていえる言葉を一緒に復唱して楽しんでいます。
そして、最低5回は読めと言って来ます。
「いただきま~す」のページでは、一緒にりんごをむしゃむしゃ食べます。
<4歳の息子の反応>
ほぼ丸暗記しています。
「りんご+りんごは?」と私が聞くと、ページをめくる前に「2つのりんご!」等次のページの答えを言って来ます。そして、ピンポーンと言うと「やったー!」
同じ本でも年齢によって感じ方、受け取り方が違います。
なので、時々昔好きだった本などを借りてくると反応が違ったり、時には同じであったりしてみていて面白いです(笑)
「答えは一つではない」
この本を通じて私は子ども達にこのメッセージをより印象深く伝えられる気がしていてとても好きです。
そして、
「見方を変えればいろいろな可能性がある」
そんなことを難しい言葉ではなく絵と簡単な文字で伝えられるそんな本だなと感じました。(もちろん、感じ方は人それぞれだでOKだと思いますが♪)
こういう理系の絵本ってなかなかないけれど、読んでいてとても素敵だなぁと思ったので、参考シェアです^^