2歳3ヶ月 自己主張期(通称:いやいや期)娘の成長 Before-After
現在、2歳3ヶ月の娘。
ここ数ヶ月・・・というか、数日目覚しい成長を遂げている。
◆変化が著しい点①「やさしさ」
●Before (1歳半~2歳過ぎまで)
私や兄が「痛い」と言ってもバシバシ叩く。
兄のものを壊すなどなど小さな怪獣。(まぁ、うちの子に限らずそうでしょうけれど)
割と身体能力があるのでジャンプして上から潰すように壊すとか、思いっきり力の限りフライパンの蓋で叩くとか、ちょっと(いやかなり?)やんちゃでした。
●母(私)の対応
まず、攻撃されて(時には兄がする側の事も)痛がっているほうをフォロー
「痛かったよね。大丈夫?どこ痛い?」
「ここ」等言うので、なでなで。
割と何かモノが落ちてきて凄い音がしたとき(よくあります)も、まずは、「大丈夫?ケガない?」と聞くようにしました。たとえ、物が壊れても、「ケガがなくてよかった」とぎゅっと抱きしめます。その上で、モノは乱暴に扱うと壊れちゃうこと、危ないことを伝えました。
●After(最近)
まず、誰かが「痛い」というと、その人のところまで走っていて、「大丈夫?」と聞きます。次になでなでって頭をなでてくれます。
②変化が著しい点②「癇癪、自己コントロール」
●Before (1歳半~2歳過ぎまで)
私のものは私のもの。周りのものも私のもの!
なジャイアン気質。まぁ、コレはこの年齢誰にもあることですが、
兄のものを奪い取る→取り返される→泣く→私が別のものを渡す→捨てる→そして癇癪
あとは、食後のデザートまで待てなくて先にほしいという。兄が食べているのを見たら、どうにも納得できず、ご飯そっちのけでデザートを食べたくなり、ご飯はポイ。
●母(私)の対応
とりあえず、泣いている娘に、「嫌だったんだね。どのあたりがいやだった?」「○○?」と一つずつ聞いていきます。
頷いたり、反応があったものに対して、「そっか、コレが嫌だったんだね。じゃあ、こうしてみたら?こうしてみる?」など問いかけます。
兄に「妹がこういやだったみたいだよ」と伝えたり、兄に交渉をすることもあります。「○○がほしいみたいだけど、貸してくれる?」それに対してもYes、Noがあるので、それを受けて妹に「貸してくれるって、「ありがとう」言おうね」「にぃにまだ使うって、後で貸してもらおうか。代わりにこっちはどう?」といくつか方法を打診します。
それに対しての反応を見て対処します。
→分かった様子であれば、代替策で進める
→どうにも納得いかない様子なら、別の問いかけをして嫌な感情の原因を突き止める
→別の興味を持ちそうなものに興味を移す(すり変える)
基本的にはまず遊び系で釣り、それでもどうにも勘定が収まらないときの最後の手段として、好きなお菓子を1粒2粒渡す等食欲で気分転換させることも。
食後のデザートは、感情的にならずに「デザートは本当はご飯を食べ終わった後に食べられるものなんだよ。○○ちゃん、まだあるね?デザートどうしても先に食べたい?」
だいたい、Yesとかえってくるので、「じゃあ、デザート食べてからご飯食べられる?ママは本当はデザートじゃなくてご飯を食べてほしいの。できるかな?」
これまただいたいYesなので、その後デザートを渡して食べた後、必ず一口でもご飯は食べさせる。おなかいっぱいなようなら無理に食べさせず、最後に「今度はデザートはご飯の後ね」と繰り返し伝える。
最初から、完璧を目指さない。
●After(ここ数週間。特にこの数日が凄い!)
癇癪は時々起きるものの、少し泣いて自分でふっと泣き止んで、別の遊びをしたり、兄に「これ(借りて)いい?」と自分から聞いたりするようになりました。
もちろん眠いときの癇癪はある時もありますし、酷いときはパンチ、ひっかく、噛み付く・・・なんてこともあります。眠いですから、本能むき出しです。
そんなときは、早めに寝かしてあげるか食欲で少し満たしてあげるなどをすればすんなり機嫌は戻るように。
ご飯の途中でデザートを食べたくなって、「○○ちょうだい」と言ってきても、「○○がほしいのね。でも、ご飯まだだよね。食べてからにしようね」と言うと、ちょっと不満そうにしながらも、すっと座って、食べ始めるように。
その後間食しなくても「ごちそうさまでした!」と言った後、お茶碗を台所へ下げてから、「○○ちょうだい」と言う様に(笑)このときはだいたいドヤ顔です(笑)
ちょっとずつですが、自己コントロール力が付いてきて、物事のルール(まぁ、わが家ルールですが)が分かってきた様子。
どうすればほしいものが手に入るかなどを段々と学習中。
こういう覚えていく過程では、毎回毎回違った対応をしても、守ってほしいことは一貫して伝え続けること。
かたくなに守らせる必要は私はないと思うので、その時の対応自体は臨機応変に変えますが、守ってほしいお約束だけは必ず伝えるようにしています。
大人からすると、望ましい行動ができてない=理解してないと思いがちかもしれませんが、一つ一つの言葉をちゃんと理解していて、子ども自身の中に蓄積させています。
コップの水があふれるように、いつか必ずできるようになるから。
子どもの可能性と才能を信じて、母として伝え続けるのが私は大事だと思っています。
現にこうして伝え続けた(あ~、何十回、何百回いっただろう・笑)甲斐あって、子どもの成長が見られたときは、本当に本当にほんとう~に嬉しいです。
子どもって凄い!!!
私も伝え方、もっと工夫しなくっちゃ。
子どもに変われと言うよりも親の言動を一貫させて、親の対応を変えるほうが変化が早い。
本当に、実感中です。