子どもと一緒に まなびの暮らし

第1子出産後から放送大学で学び始めた平成生まれの2児ママが、子どもと一緒に過ごす日々の発見や気づき・日々の学びなどをつれづれに書くブログです。ちょっとの工夫で子どもにも良い、自分にも良い方法で日々を楽しく暮らせたらなぁと思って過ごしています♪

わが家のこどもはさみ事情とwinwinな工作時間の作り方

 4歳の息子は1歳半ごろからハサミを一緒に使い始め、2歳半ごろには1人でもう使っていました。

 

そして、市販されている工作本をいろいろとやるものの、年齢相応のものではあっという間にできてしまって物足りなくなったのが3歳ごろ。

 

そんなわけでわが家では、年齢相応分のは現在2歳3ヶ月の娘用として使い(娘は2歳には勝手に1人でちょきちょき切ってましたね~。紙を渡すと3mm×2mmぐらいのち~いさい紙になるまでひたすら切ってました。

 

今は2歳の娘は線に沿って切れるようになって来ましたし、息子は無料で配布してくださっているペーパークラフト素材を厚紙に印刷して、ジオラマなど小さくて細かいものも一人で作ったりしています。

 

時には立体のものを作ることもあります。

 

<わが家の子どもハサミステップ>

①最初は親と一緒のときしか使えない。手の届くところには置かない。

 

②使うときには必ず、「めがねでどうぞ」と柄の部分を持つこと、切り方を一緒に言葉でも言いながら覚えさせます。使うたびに言うことで自然に覚えます。

 

③床には置かない。使ったらしまう。置きっぱなしにしない。人に向けない。紙を切る。ほかのものは切らない。など使い方として守って欲しいことも繰り返し伝えます。

 

④指の力がついてきて1人で切れるようになったら、すぐに手を伸ばして止められる位置で見守りながら一人で切らせます。

(危ないこともまだあるので1人ではやらせません)

 

⑤④を時間を決めてやります。その間手を出さなくて済む回数が増えてきたら徐々に1人で作品を作れるように手伝いながら見守ります。 →2歳3ヶ月娘が今この辺。

 

⑥口で指示が聞けるようになれば、家事をしているなど少し遠くで見守りながら一人で切るようにします。

 

⑦この辺で再び後片付けとお約束を再確認。ちゃんと身についてるかチェックしつつできていないときには正しいやり方を伝えます。一人で使うためのお約束として再度守って欲しいことを伝え、守れるかどうか確認します。「守れる」と言ったら、「ハサミは便利なものだけど、危ないものでもある。お兄ちゃんだからこそ1人でやってみていいけれど、お約束はちゃんと守ってね。できる?」と再度確認。「できる」という意思が感じられたら、やらせてみる。(できないことがあっても、繰り返し伝え続ける。怒らない。ただし、危ない(怪我させる、切手はいけないものを切る)こと等あった場合にはきちんと叱ります)

⑧ほぼ1人で切れるようになる。易しいものならば1人で完成させられるようになる。

 

⑨本人の意欲に応じてやる気がむくものに挑戦する。作成するものは親が渡すではなく基本的には自分で選ばせる。(時々文句を言いたくもなるがそこは本人のやる気を伸ばしてあげるための時間なので、ぐっと我慢)時々難しいものに挑戦しているときは一緒にやる又は代わりに切ってあげる。そのときはやり方を必ずゆっくり見せる。

→4歳4ヶ月息子がこの辺

 

⑩難しいものにも1人で工夫しながら挑戦してみる。

 

そんな感じでしょうか。

 

割と見守りながら信じてやらせてあげると子どもはどんどん吸収していきます。

やった回数分の成長は必ずあるもので、努力や経験は嘘をつかないなぁと子どもの作品を見ると思います。

 

男の子なので同じものを何度も作りたがることや2歳の娘は作品を仕上げるよりも切るほうに夢中で散らかし放題などあります。

そんなときは例のように対応してwinwinになるように心がけています。

 

<例1>

何度も作りたがる→やりたいだけやらせればいいと思っています。

      前のものが残っている場合は、前のものをどうするか確認。とっておくならとっておきつつ、「今」のやりたい気持ちを尊重。紙をたくさん使いすぎるもの等は時に少ない枚数でできるものにしないかと親からも交渉する。双方合意のものを印刷して工作する

 

<例2>

小さく切りたがりごみが出る→今はそれがやりたいのだと思うので、やらせます。

     ゴミの後片付けがめんどくさいので大きめの厚みのあまりない箱やトレイのようなものを渡し、なるべくその上で切ってもらうように依頼する。あとはあえてトレイの上にのりを薄くつけた紙を置き、その上で色紙を切らせる。そうすると切りながら作品ができるので楽しんでその上においてくれる。

 

こちらのやって欲しくないことは回避する方向で親が工夫して子どもに提案、提供する。

そうすることで子どもの「今」やりたいことを邪魔することなく親も怒ることなくやらせる環境が作れます。

 

ちょっとの一工夫と子ども達を身近で見ている親だからこその目線を活かしていろいろと方法を考えられるので楽しいです☆