4歳6か月、2歳5か月の子どもたちのお年玉~お小遣い番外編~
少し遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
新年と言えば…お年玉?(笑)
自分がもらわなくなって久しいですが、子供が生まれると今度あげる側になったり、間接的に頂く側になるのですよね。
そんなわけで、我が家も例外なくあげたり頂いたりしてきたお正月でした。
<(自分が)あげた>
・義弟夫妻の子(めい 2名)
※私も1人(年末年始に会ういとこは+2名)、主人ももう1人兄弟がいても、ほかに結婚している人がいないので、あげる先がない(笑)
<(こどもが)もらった>
・義両親
・義弟夫婦
・祖父
・祖母
・伯父叔母1
・伯父叔母2(いとこ両親)
・母
・妹
※まだ1月中に会えば増えるかもですが、H31.1.6現在です。
まぁ、まだ2歳、4歳なのにお年玉をたくさんいただくこと(^^;)
そんなに使えないって(笑)
ということで、我が家では子供用に頂いたお金は全額貯金がルールで、出産祝い等で頂いたお金も含めそれぞれの名義の口座に貯金しています。去年までのお年玉も同様。
今年は4歳長男はだいぶお小遣いの使い方をわかってきて、お金の価値なども学習してきたようなので、経験を兼ねていただいたお金の意味、お金の使い方、お小遣いとの違いについて学ぶ機会にすべく、年始にお年玉で1つだけ物を買っていいことにしました。
2歳長女も兄だけだと嫌がるだろうし、3歳になったらお小遣いを始めようと思うのでその予行練習もかねてほしいものを買うことにしました。
同時に買う行動をしても二人とも購入のレベルは全然違います。それは、成長と経験の差だと思うので、親がそれぞれに対してフォロー。
①まずはお年玉についての説明
私「パパやママは毎日お仕事に行っているよね?それで誰かの役に立っている。それでお給料という形でお金をいただいてそれでごはんやお野菜、洋服など必要なものを買っています。○○君に渡しているお小遣いもそこから出しているんだよ。じゃあ、このお年玉お小遣いよりも多いよね?どうしてもらえるんだと思う?」
息子「わかんない」(1000円札などお小遣いではもらえない大きい金額であることは理解している)
私「新しい年になっておめでとうってお祝いする気持ちを込めて、大人から子供に渡す金の事。でも、それはくれた人が働いて稼いだお金から出してくれているんだよ。決して無駄遣いはしないこと、約束できるかな?」
息子「うん。じいじもよく考えて使いなさいって言ってた」
私「そうだね。よく考えて使うってことどういうことかママたちがお伝えするから一緒に頂いたお年玉で1つだけほしいものを買わせてもらおうか」
息子「うん!」
って感じのやり取りがありました。この辺はざっくりと説明。単にもらってラッキーだけで終わらせないように言葉で説明。娘にも説明しましたが、ニュアンスは伝わった様子。でもお金の価値についての学びはこれからなので、ぼやんと記憶に残っていたらよいかなというレベルで伝えています。こういうのは繰り返しが大事ですから^^v
②実際に欲しいものを買いに行こう!
さてほしいモノ探しに行きます。ちょうど1月2日が何もない日だったので、半日欲しいものを探すためだけの時間にしました。
私「ほしいもの、何にする?」
息子「ペーパークラフトの本!」※ネットで見たもの
私「そう。今は、ペーパークラフトの本が欲しいのね。じいじとよく考えて使うように約束したから、ほかのものも少し見てみようか?電気屋さん行く?」
息子「行く!」
ということで、近くの電気屋さん①へ行きました。いろいろなおもちゃが売っているので、じっと見ながらほしいものを探す息子。
息子「トミカにする!」
私「そう、トミカが欲しいのね。トミカだったら、○○君のお小遣い○週間貯めると買えるよね?お年玉でいつもお小遣いでもらえない金額をもらって1個だけほしいもの帰るけど、トミカを買っちゃっていいの?もちろん、一番欲しいものがトミカならトミカでいいよ、どうする?」
息子「ほかのにする!…あ、レゴ欲しい!!」
2つのレゴセットを見つけて、欲しいと連呼する息子。
私「そう、今は、このレゴがほしいのね。じゃあ、写真を撮っておくから(お店の人に断りつ済み)、今はこのレゴが第一候補として、もう一軒電気屋さんに行ってみよう。」
息子「ヤダ!今買うの!!」
私「今欲しいよね。でも、じいじとよく考えて買うってお約束したよね。それにとっても高いんだよ?パパやママも高いものを買う時にはいくつかのお店を回ったり、インターネットで調べたりして納得してから買うの。だから、今はこれは買わずにもう一か所行ってみよう。そのうえでこのお店のこのレゴがよければもう一回今日来るから」
息子「ヤダ!!今買いたいの!なくなっちゃうかもしれない!」
私「OK。じゃあ、この後ろに置いておこうね。これで大丈夫でしょう?急いでもう1か所見てみよう(帰り際にお店の人にはそっと伝え済)」
息子「・・・・わかった」しぶしぶ。半泣き。一度車に戻ってもう1つの電気屋さんへ。
もう一つの電気屋さんに欲しいレゴがあったけれど、今度は別のおもちゃに目移り。 何度かそれでいいの?って聞きながらやり取りをして、本人も最終的に一番最初に欲しがっていたレゴがいいとのこと。スマホで調べたら、ネットよりも店舗の方が安いという珍しい事態だったので、買うのは店舗でよいという結論に。ネットの方が安いとネットで買うこともあるけどね~と付け加えつつ。
私「このレゴがいいんだね?値段はさっきのお店の方が300円安いね。300円だと、(安いお店で)トミカ1台分ぐらいだね。どうする?」
息子「ここで買う!」
しばらく別のおもちゃで遊びだしたので、娘と吟味。
娘は救急車のトミカを欲しがっていて、普通のトミカと音の出るトミカと悩んでいました。
何回か聞いたところ、音の出る救急車トミカがいいとのことで(買うまで言うのは実は珍しい。大体、遊んでいても「いらない~」っていうので(笑)、一緒に歩いてレジまで行って商品を買うことに。
レジにつくと商品を渡して
娘「お願いします」(やや舌足らずですが)
お金も自分で渡すようにサポートして、商品を受け取る。そして、そのままお釣をもらわずに立ち去ろうとするので、呼び止めて、お釣りをもらってお年玉袋に入れました。
その時に、今日からで次回の買い物で使える200円割引券をGET!
思わず「おもちゃにも使えますか?」と聞いてしまう私(笑)
使えるとのことで、あ、これを使えばさっきのお店並みになると思った私。
ついでに、おもちゃコーナーに戻りながら適当な店員さんにさっきの店で撮って来た写真の値段を見せて価格交渉。
店員1の人は、平社員さん?で「おもちゃは安くできません」とのこと。
そのままおもちゃコーナーに戻ると、おもちゃの値段付けをしている店員2さんがいた。ダメもとでトライ!母になると肝が据わるようです(笑)
私「すみません。別のお店でこちらにある商品がもう少し安かったんですが、(写真を見せながら)もう少し安くなったりしますか?今、この子のおもちゃをこちらで買わせていただいて、もう1か所いくのがちょっと面倒で(^^;)」
店員さん「あれ?本当ですね。全然安くなっていない」※バーコードみたいなので調べてみていた。
店員さん「お年玉でせっかく買いに来たんだもんね。いいですよ、同じ値段まで下げますよ」と言ってバーコードの上から値札シールを貼ってくれました!!!
息子のところに戻って説明すると、息子はきょとんとしつつも買えることに大喜び。
息子「これ買う!!」
私「これでいいの?」
息子「うん、この○○がいい!」
私「了解。ちなみにね、さっきのお店よりこっちのお店の方が値段高かったでしょう?そこの店員さんとお話したら、さっきのお店の値段にしてくれたよ!」
息子「ええ?!トミカ分安くなった?」
私「そうそう。先に下見して同じ商品を見て写真を撮っておいたでしょう?だから、次のお店で安くできる権限を持った人に伝えて安くしてもらうことができたの!ちゃんとよく考えて回ってみてよかったね!」
息子「うん!」
私「あとね、さっき○○ちゃんのおもちゃ買ったときに200円引き券ももらえたらから、もしかしたらさらに200円安くなるかも♪」
息子「買いに行く~!」
私「ハイハイ^^ネットで調べた値段よりも安くて、一番安かったお店の値段から200円引いてもらったら、新品で買うなら一番安いね!ちゃんと色々調べて考えて買ってよかったね。これがよく考えるってことだよ。ほしいもの、高いものこそちゃんといくつか見たりして考えて買おうね」
息子「うん。わかった」
そうして、最終的には購入店舗の当初描くよりも500円以上安くなり無事に購入できたのでした。
息子はもちろん大喜び、そして、ものすごい集中力でその後レゴを完成させていました。(約2時間ず~っと一人で作業してました)
娘も初めての救急車トミカで楽しく遊んでいました。時に息子が借りたりしつつ。
さて、一番楽しんでいたのは…?
もしかしたら私かもしれません(笑)お得にお買い物できるの大好きなので、今回のお買い物、めっちゃ楽しかったです!(≧▽≦)
その後
残ったお年玉を今までは私がゆうちょ銀行へ入金していましたが、1/5(土)に家族みんなで郵便局のATMへ(硬貨は郵便局ATMでないと入金できないため)。
息子、娘自身で頂いたお金を預けることをさせてみました。
私「パパもママもいつもたくさんのお金を持っていないでしょう?こうしてお金を銀行に預けて、必要な時に引き出すの。預けたお金の記録は通帳に書いてあるんだよ~」
ってアナウンスしつつ。
目に見えない形でのやりとりや、自分で操作しなくても自動化されている現代。
電子マネー、ネットやメール、お湯の温度設定などはそうですよね。
だからこそ、アナログな体験ってとても大事だと思っていて、一つ一つ経験させてあげたいと思うのです。
子どもたちにとっていろいろと吟味して感情移入して、苦労して手に入れた経験も記憶に残るでしょうしね。
一見無駄のようだけれど、未来ではきっと子供たちの生きる糧になると信じています。
経験はうそをつかない。
自分で考え、選択、意思決定できる子に育ってほしいと願うからこそ、このひと手間は惜しみません。
家族一緒に過ごせる楽しい休日でしたしね♪
長文になりましたが、本年も気の向くままに更新していこうと思いますので、お付き合いいただけると嬉しいです☆彡