子どもと一緒に まなびの暮らし

第1子出産後から放送大学で学び始めた平成生まれの2児ママが、子どもと一緒に過ごす日々の発見や気づき・日々の学びなどをつれづれに書くブログです。ちょっとの工夫で子どもにも良い、自分にも良い方法で日々を楽しく暮らせたらなぁと思って過ごしています♪

息子の涙~敏感さも宝物~

今朝の息子の行動。

 

保育園に行く前にテレビを見たがる→見る→出発予定の時間になっても、テレビがいいタイミングで終わらず、出かける時間ギリギリになる→あわてて車に乗る。

 

そして、保育園に着いたとき・・・・・

息子「靴下がな~い!!!!!」

と驚きと共に靴下がないことに気付くとそこから大泣き。

 

靴下を履いてくるというのは、先生との約束で、”年少さんになったら靴を履くときは靴下を履こうね”というもの。

(保育園がはだし保育推奨の園なのと、家もたたみなので、素足でいることが多くて、年少さんまではわりと靴下を履かずに靴を履くことが多かったんです。ただ、素足で靴を履いて蒸れるとくつが臭くなるんですよね・・・それで、ある程度身の回りの事をできるようになった年少さんから靴下をはこうねと先生から指導が入った様子)

 

息子「(家に)取りに行く!」

といっても、仕事へいく時間で、とりに帰る時間はない。

いつも入れていた予備の靴下もたまたまかばんに入っておらず、もちろん車にもなく・・・・

 

そして、大泣き。

 

普段は階段でバイバイするものの、「一緒に教室まで行って!!」と強く要望する息子。

今日は一緒に行って、先生に訳を話しました。

すると、泣いている息子に対して、先生は「大丈夫だよ~」と伝えてくれました。

 

息子に聞いてみました。

私「どうしてそんなに泣いているの?先生怒ると思った?」

息子「ううん(=NO)」

私「そうだよね。先生怒ってなかったもんね。じゃあ、お約束守れなかったのが嫌だった?」

息子「うん。(ぐすぐす)」

私「そっか。先生とのお約束だったもんね。いつも守ろうとがんばっていたもんね。それを守れなかったから悲しかったんだね。悔しかった?」

息子「悔しかった・・・」

 

そんなやり取りを少ししているうちにさらに大泣き。

でも、その涙は必要な涙だと感じました。

 

自分の感情に対してちゃんと向き合って、

その時にちゃんと解消する

 

それは息子にとってとても大切だと思ったので、仕事にはいつも余裕を持って15分ぐらいは早く着くようにでかけているので、今日は10分ぐらい息子のために時間を使うことに。

 

泣くこと5分。落ち着いてきたので、少し話をしました。

 

私「いつも先生とのお約束守ろうとしていてえらいね。先生もそういってくれてたよ。だから、今日は忘れちゃったけど、ママからも先生に伝えたし、先生も大丈夫って行ってたから、大丈夫だからね。安心してね」

私「いつも靴下かばんに入れてたもんね。この間出しちゃったね~。今日おうちに帰ったら入れておく?」

息子「うん。。入れておく。」

私「あとは、テレビ見る前に靴下履いておけばよかったかなぁ?来週からやってみる?」

息子「うん。」

私「偉いね。今日どんな気持ちだった?」

息子「辛かった」

私「そっか、辛かったんだね。ちゃんと話してくれてありがとう。息子君がそう感じたことは大事なことだから、一緒にお話で着てよかったよ。今日一日、保育園で元気に過ごせるかな?」

息子「うん」

私「さすがだね!ママお仕事行って来るけど、息子君偉かったから、ママの分にとっておいたデザート、夕ご飯の後であげるね。ちょっとだけがんばれそう?」

息子「うん。僕○○食べたい!」

私「OK!じゃあ、夕方ね。保育園で楽しく過ごしてね^^」

 

とこんな感じでやりとりし、少し涙目の息子を先生にお願いして出勤しました。

約10分ぐらいの時間。

 

でも、泣いているときにその涙の訳やどう感じた可などを味わって解消しておくことは大事だと私は思っています。

わりと感受性が強いところがあるので、いろいろなことをそつなくこなす息子。

だからこそ、こうやって感情があふれてきたときにはその感情を大事にしたいと思っています。(こだわりやいろいろな場面での対応の時間をじっくりとりたいということもあって、短時間勤務を選択しています)

 

最近良く聞かれるようになった、HSCという言葉。

意味は、「ひといちばい敏感な子」であり、5人に1人の割合でいるそう。敏感なものは、雰囲気、人の表情、臭い、音、細かい違いなどさまざまな事によく気がつく。感受性が強くお慶びや悲しみを過度に感じたり、共感力が高い、不正や不公平に対して憤慨しやすかったりする子たちのことを言います。

 

一概にこうという決まったものはなく、それぞれ敏感になる”対象”は異なるけれど、敏感ということ。障害ではなく個性の一つではありますが、時にその敏感さが強く出ると集団生活などが大変になることもあります。

 

私はこういった感性も含め、すばらしい宝物だと思うから、息子(時に娘)の敏感さ、こだわりに対して、「YES」を出して挙げられる親でありたい。

そのためにはもっともっと親が学ばなければいけないと思っています。

 

自分が生きてきた世界はとっても狭いから、子どもの能力を寄り伸ばしてあげるために、自分のものさしでは足りない。そう強く感じることがしばしばあります。

 

私が母子家庭で母と一緒にいろいろな仕事をさせてもらう中で、

 

子どもはみんな天才。でも、その親が子どもの才能を活かしきれていない。

 

と思う場面、そういった話を聞く場面が何回かありました。

 

叱ってしつけるのは今や古いもの。

 

どうしたら子どもの能力を活かせるか、より輝かせることができるか、より子ども自身が自分の幸せに向かって歩んでいける力がつけられるか

 

常に考えて、親として子どもにどう在るべきかについてとても考えます。

答えって言う答えも見つからないときもありますが、考え続ける、学び続けることが大事かなと思っています。

 

とりあえず、今回のことからの教訓

 

「家は早めに出よう」

「靴下を忘れても大丈夫なようにかばんに入れておく」

「何なら予備があれば車にも入れておく」

「そもそも、朝起きたら靴下を履く」

 

このぐらいすればさすがに靴下問題はクリアできると思います(笑)

気になることを気にならないレベルに持っていくには一工夫が必要。

子どもの行動を先回りして考えてみて、対策のとりかたとなぜするのかの理由も添えて説明。

失敗した時には対策を一緒に考えてすぐに対策をとっていく。

 

その積み重ねが敏感さがあっても日常生活に支障がないレベルに自分自身で出来る力になるかなぁと今は考えています。

 

<余談>

 実は私忘れっぽいんですよ!!(突然)

 でも、(今は)周りの人からは絶対にそうは見られない。(これ、本当です)

 なぜか。

 いっぱい色々と忘れて「あ~失敗した!」という経験を経て、(いろいろなところに意識が向いて結果的に忘れてしまう)忘れる自分を知っているから、忘れないように二重三重に仕組み化しているので、とりあえず忘れずに済んでいるだけ(笑)

 

 例:鍵は必ず決まった位置に置く。

  スマホのトップにメモ画面を置いておいて、何でもすぐにやること、忘れないようにしたいこと(次回行った時に買うものリストとか)をそこにすぐにメモしておく。(&そこを見る習慣をつけている)

  家を出る前に玄関に全部の持ち物を置いておく。

  作業の流れを決めてその通りに動く。

  冷蔵庫などよく動く動線上にメモを張っておく。(時には2・3枚別のところに貼る)

 

  ・・・とまぁ、普通やらないレベルでやっているものもありますが、そこまでやっておけば(私の場合の)忘れんぼうも人様には迷惑を掛けないレベルになっております。自分がそういう経験をして一応の経験値があるから、息子への接し方も丁寧になるのかもしれませんね。